催し物 - 2008
2008年のモンゴルの旧暦のお正月
モンゴル人はツァガーンサルと(「白い月」と言う意味)呼ばれる旧暦のお正月を祝います。毎年異なりますが今年2008年は2月8日です。
旧お正月の準備は1ヶ月も前から始まります。まず、プレゼントや食料を用意します。ゲルと自分の住んでいる住宅の大掃除をします。各家庭では数百個のボーズ(蒸し餃子)を作り、お正月のための新しい服を縫ったり、買ったりします。 お正月のご馳走の主役は解体した羊一頭を骨付きのまま煮たもので、最高の持て成しと言われています。ツァガーンサルは家族の健康と幸福を願う象徴です。 大晦日はビトゥーンと呼ばれ、その年の最後の食事となります。午後から主婦がゲルの掃除をします。全ての物を一点の汚れもないようにきれいにするのです。お祝いの食卓には羊の尾、油で揚げた菓子へウィーン・ボーブ、砂糖やバターが入ったベレーセと呼ばれるご飯、そして乳製品が供せられます。これらの食べ物はこの日の夜、星が出た後に食べ始めます。
キャメルフェスティバル、2008年2月15日
モンゴルの2こぶ駱駝は地元の人々にゴビの船だと言われています。駱駝はモンゴルの南部、ゴビ砂漠に生息していて今も一部のモンゴル人は運送手段として使っています。遊牧民の移動式の住居ゲルを運ぶのにも使っています。つまり遊牧民にとっては生活の一部なのです。この力強くて美しい動物に敬意を表するための定例行事となっているのが駱駝フェスティバルなのです。地元の駱駝飼いの協会がこの行事を毎年主催しており、この催しを通してモンゴル人や外国人に駱駝の保護問題、暮らしの中での重要性を訴えています。また、駱駝の競走や駱駝ポロといった面白い競技の他“格好いい駱駝”と言って、装飾した駱駝を誇示するコンテストもあります。このフェスティバルは南ゴビ県のブルガン郡で行われます。このフェスティバルを見学しながら南ゴビの景色の美しいバヤンザグ(恐竜の楽園)、ハゲワシの口(雪の渓谷)、百数十キロも続くホンゴル砂丘への短い旅行はいかがですか?
アイスフェスティバル、2008年2月11日―14日
毎年の冬、凍りついたフブスグル湖国立公園で行われるフェスティバルです。地元の人々や各種の組織などにより主催され、今年は5回目となります。冬のために仕事が休みになっている人々にとってはこのフェスティバルはアウトドアや冬遊びの場となります。このフェスティバルには地元の人々やトナカイで生計を立てているツァータン族の人々が集まり、シャーマンの演技、伝統的な楽器演奏を披露したり、スポーツ選手達がアイス相撲で技を競い合います。コンテストには馬橇、アイススケート競走、地元の人々による綱引き、湖畔上でのロシアジープ競争等が行われます。また多くの民族ゲームが行われ、訪れた観光客も地元の人々と一緒になって楽しい一時を過ごすことが出来ます。この催しはフブスグル湖畔で開催されます。ハトガル村から凍った氷上を北へ行くと湖畔に着きます。
去勢の儀式, 2008年5月17日
昔からモンゴルの遊牧民たちは春季の初め頃に家畜の雌と雄の比率を調整するため雄の家畜を去勢してきました。昔からこの儀式は、毎年春の最初の月の第三日目に行われてきました。この式典は文化と習慣体験と言う意味で国内外のお客様のため催されています。
暴れ馬を調教する行事、2008年6月28日
昔からモンゴルの遊牧民たちは野生馬を乗用に慣れさせるための調教をしてきました。モンゴルの男性は何の道具も使わずに素手で耳を掴んだり、ウーラガと呼ばれる馬具(投げ縄)を使って暴れ馬を捕まえるなど自分の勇気と技を競い合います。若い人がいかに暴れ馬を捕まえておとなしくさせるかを自分の目で確かめてください。
ナーダム祭典
国家的な祭典であるナーダムは昔から受け継がれているお祭りで、毎年7月11日-12日の間行われます。ナーダムとはモンゴル語で『遊び(娯楽)』と言う意味で全国から集まった選手たちがそれぞれ三つの競技で技を競い合います。それはモンゴル相撲、競馬、弓射りです。競馬の騎手は子供たちです。それに加えてオペラ、民族コンサート等の数々の演技が上演されます。ナーダム祭典はモンゴルの主な祭日の一つで、モンゴルの文化や人々の習慣を体験する上で絶好のチャンスです。ナーダムのルーツは、太古から家畜が多く乳を出す恵みの夏に行われてきました。大地の神と祖先に捧げる民族の祭りが起源と言われています。ナーダムの開会式では色鮮やかなパレードや僧侶、運動選手たちを見かけます。ナーダムのスタジアムには二日間、モンゴル相撲、弓射りが行われ、首都から30キロ離れた草原では競馬が行われます。ゴミの増加などの理由で、ナーダム会場のスタジアムでは缶や瓶入りの飲料が販売禁止となりました。
モンゴル文字の祝日、2008年7月26日
チンギスハーンの命令でナイマン族の文字の名人タタトンガがモンゴルの縦文字を国の文字にしました。それ以来モンゴル文字は長い歴史の中で形に変化と進化をして来ました。この文字を通してモンゴル人は自分たちの偉大な歴史と伝統を次世代に伝えてきました。この祝日には世界に一つしかないモンゴルの縦文字の種々な書道教育キャンプが行われます。
チンギスハーンの騎馬軍団ショー
このショーは今年の7月10日から8月31日の間、首都ウランバートルから60キロ離れている中央県のセルゲレン郡で行われます。草原の彼方から次第に土ぼこりが立ち上り2時間にわたる歴史的な騎馬ショーが始まり、当時の軍服に着替えた5百人の騎馬兵たちが彼らの豪快な馬上演芸を繰り広げます。チンギスハーンの強力な騎馬軍隊を思い出させます。
モンゴルでの日食現象
2008年8月1日にモンゴルの西部であるアルタイ山脈を北から南に横切る形で日食現象が起こります。アルタイ山脈周辺にはカザフとモンゴルの遊牧民が住んでいます。日食は午後6時ごろから始まり2分9秒間続きます。

イーグルフェスティバル、2008年10月6日ー7日
モンゴルのカザフ民族にとって最も古くからの崇拝的で壮観なお祝い(楽しみ)の一つは代々受け継がれてきた特別訓練されたワシを使っての狩猟です。この伝統的な行事はカザフ民族の真の誇りでもあります。毎年行われるこのフイエスティバルには腕自慢の猟師たちが自分たちの勇猛なワシを持ってハンティングの技を競い合います。猟師達は次の若い世代にハンティングの技術と訓練方法を受け継いでいきます。このフェスティバルはモンゴルの最西端、美しいアルタイ山脈の中心部、氷河、河川、山等起伏に富んだバヤンウルギー県で開催されます。


